司馬遼太郎の俄という本を読んでいます。これは江戸末期に存在した仁侠人、明石屋万吉が宿無しから出発し殴られ屋、を経て天下の大人物(極道人であるが)になっていく過程を描いた物語です。主人公のこの人物は天衣無縫な人物で、いつでも命を捨ててやるとの覚悟で数々の大仕事に挑むのは読んでいて爽快であります。人間死ぬ気があれば何でも出来るとはいいますが、実際死を覚悟して物事を成し遂げれる人はそんなにいないと思います。いつの時代にもすごい人はすごいのだなあと思いました。皆さんの周りでもすごい人っていますでしょうか