2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

養生訓

江戸時代の儒教学者に貝原益軒という人物がいまして、彼は如何に人生を楽しむかということを研究して養生訓という著書を完成させました。彼のいう人生の楽しみ方は長生きし、病気をせずに楽しく生きるというのが原点なのですが、なんだそんな当たり前のこと…

お金と教育

ロバートキヨサキは一般の人々が得られた収入でローンや負債の返済、諸々の支払いに追われる様をラットレースと言っています。ラットレースとは籠の中のネズミが同じ所を何度も周り続け、決して出口から出ることはないという皮肉をたっぷり込めた表現なので…

ロバートキヨサキ

ロバートキヨサキが気がついたことの一つは二人の父親のお金に対する考え方が全く違うという事でした。貧乏父さんの方はお金とは悪であり、お金の話など一切許さないという考え方だったのに対し金持ち父さんの方はお金とはこの世で最も重要な物の一つであり…

金持ちとは

現在日本で土地以外の金融資産を100万ドル(1億1000万円)持っている人は約130万ぐらいいるそうです。土地以外ということは現金、株や債権などの有価証券、知的所有権等があるのですが、所謂金持ちですよね。よく言われるのは日本全体の資産の8…

大河の一滴

五木寛之という作家がいまして、彼は幼少を北朝鮮の平譲で過ごし、戦後日本の敗戦と共に日本への引き上げに赴きますがその途中で母親を亡くし、旧ソビエト兵の暴行などを目のあたりにし、その体験がトラウマとなります。日本に奇跡的に帰還した後はルポライ…

ホーチミン

ハノイ市内の観光地で最も有名なものの一つにホーチミン博物館、ホーチミン廟などがあります。これは現在のベトナム共和国を作った国民的英雄ホーチミンを記念して建てられたものなのですが、我々日本人の間ではそんなに知名的ではないので知らない人も多い…

ハノイ

昨日ベトナムのハノイから戻って参りました。ハノイ市内を2日間散策し、郊外にあるハロン湾で1日を過ごすというスケジュールで町の規模からいっても2日で十分事足りるぐらい満喫できたと思います。印象深かったのがやはりハロン湾で石灰石の岩肌が海面か…

マキアヴェッリ

僕の友人に大学時代に西洋史を専攻していた人物がおりその彼の座右の書にマキアヴェッリの”君主論”というのがあります。マキアヴェッリはイタリアのルネサンス後期に生まれた思想家でその頃イタリアは群雄割拠の時代であり、彼が誰か君主たる君主が出現しイ…

ベトナム語

今週末にベトナムに旅行に行く為に、いろいろとベトナムの事を調べているのですが、簡単な日常慣用句ぐらいは話せるようにして連れの連中を驚かそうと、密かにベトナム語を付け焼刃で猛特訓中です。以前何処かの誰かが(済みません全く覚えてないのですが)”…

ボンダイビーチのユダヤ人

オーストラリアのシドニーにサーファーで有名なボンダイビーチという海岸がありまして、シドニーでも有数の観光地となっているのですが、以前私はそこに1ヶ月間滞在していました。何故かそこはユダヤ人が多く、私が住んでいたホステルにも一人ユダヤ人のハ…

ユダヤ人

そもそもユダヤ人とはどういう人を指すのかというのは当のユダヤ人自身もあまり分かっていないらしく、1)人種でみる2)宗教でみるという二つの見方があります。ユダヤ教を信じているからユダヤ人なのかと言えば必ずしもそうではなく、又ユダヤ人という人…

ベニスの商人

昨日本屋でシェークスピア全集という本を購入しました。イギリスが最も誇るこの人物、実は本当に存在したかどうかは未だに不明みたいですが、本の解説に”仮にインドが100個無くなったとしてもその価値は一人のシェークスピアに敵わない”とあり、これは当…

ロナルドレーガン

先週の土曜日に元アメリカ大統領ロナルドレーガンが肺炎の為死去し、現在アメリカでは国葬が行われ、日本からは当時”ロン、ヤス”とファーストネームで呼び合うほど仲の良かった中曽根元首相が大使として出席するそうですが、彼の死去に伴い、再び彼がどのよ…

魚と人生観

今、私はシンガポール夫妻と同居しており、彼らが現在休暇で中国に旅行に行っている間、彼らの熱帯魚に餌をやるという御役目を申しつかりここ1週間毎晩餌をやる予定なのですが、昨晩餌をやろうと水槽に近づくと、なんと1匹死んで水面上に腹を浮かせている…

ドリアンの季節

ドリアンっていう果物がありまして、よく果物の王様と形容されてますが、その特徴は臭みでして、とにかく臭いのです。中国にも臭豆腐、日本にはくさやの干物などがありますが、臭さランキングでいうとドリアンはその遥かに上を行く強物であります。その臭さ…

全仏オープンテニス

昨晩、全仏オープンテニスの男子決勝が行われ、GaudioがCoriaを下し初優勝しました。両方ともアルゼンチン出身ということもあって話題を呼んだ今決勝、下馬評を押さえて勝ったのはGaudio。今回の大会は序盤からアガシやロディックなどの優勝候補が敗退、波瀾…

wang fei のコンサートに行く

Wang Fei(王非(草冠に非))のコンサートに行って来ました。別にファンでは ないのですが、たまたまシンガポールでコンサートをするとの情報を得て、一回ぐらいはアジアの歌姫とやらを拝見しとくのもいいかなと思って行って見ました。 彼女に関しては王家衛…

大前研一

昨日は大前研一という人の本を読みました。彼は元々東京工業大学で原子力を学んで技術者として働いていたのですが、突然、マッキンゼーというアメリカのコンサルティング会社に転職、そこで社長になり、その後退社、経済政治評論家として活躍しながら東京都…